外貨バスケット

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最初にお詫び m(_ _)m

 DNSエラーのため、ほぼ1日、アクセスできない状態でした。すみません。まだまだ安定運用には経験不足です。システム変更を伴う場合、これからはステージングサーバーでテストしてから、本番機にデプロイするよう心がけます。

通貨バスケット

 外貨資産として、どこの通貨を保有しているかというと、いろいろです。使っているネット銀行で売買できる通貨の種類には限りもあるので、先進国の通貨だけです。差益が大きいときには円転もしてるので、今は、ユーロ、ポンド、豪ドル、NZドルが残っています。どの通貨を選好するかは特に決まっていません。長い目でみて安いかもと思ったら仕込むようにしてきました。

 苦い経験もあります。好利率とオリンピック景気を当て込んで、ブラジルのレアル建て債券を買っていたのですが、オリンピック景気は吹かず、そのまま償還日となってしまいました。ブラジルレアル相場は、その後もどんどん下がり続けています。

 オリンピックとパラリンピックで華々しいのはたったの1ヶ月で、国としては過大な負担を背負い込みます。著名投資家ジムロジャーズ氏は東洋経済誌で「オリンピックがあるからといって、その国の株を買ったり売ったりする材料にはならない」「日本は東京五輪で衰退する」と言ってますが、私は前回、その轍を踏んだのです。

※ 英国オリンピック終了の2年後に、跡地(クイーン・エリザベス・オリンピック・パーク)を観にいったことがあります。元々、ロンドン東部は「荒れた地区・問題地区」でしたが、すっかり綺麗な街になっていました。ロンドンのカナリー・ワーフ地区をみても、英国は再開発が上手だと思います。日本の場合、立派な箱物がその後に”White Elephant(巨大な白色の箱物)”にならないことを祈るばかりです。

 以下、3つほどグラフを示していますが、為替も株も、どの時点と比較するかで見方は大きく変わりますので、あくまでも切り出し方のサンプルです。 起点時を同じ値に揃えて 円と外貨の相対的な動きを、先進国6通貨(ユーロ/円、英国ポンド/円、米ドル/円、カナダドル/円、豪ドル/円、NZドル/円)で描いています。俯瞰してみるため、どの色がどの通貨かは記せず、グラフもぼかしをかけています。

 私として重要なのは、先進国の通貨が同じ動きをすること(円とは逆位相)、上下はあってもレアルのように一方的に値崩れせず、長期でみればある程度の上下幅に収まっていることであり、円貨リスクの保険です。

円と外貨の相対的な動き: 2000年~

 下のグラフは、過去20年間の円と外貨の相対的な動きです。 一時的にリーマンショック時に安全通貨≒避難先として買われたのでしょう。しかし、 20年前を起点とすると、その前後でみても全般的には円の相対価値は芳しくないですね。

2000年1月から20年間の円と外貨の相対比較

円と外貨の相対的な動き: リーマンショック~

 下のグラフは、リーマンショック時を起点とした同グラフです。リーマンショックのとき、株はもちろん、外貨を買っていても、その後、かなり儲かったでしょう。

※ 実は当時、豪ドルが50円台まで落ちたので、豪州への投資予定があったこともあり、会社で豪ドルストックを画策しました。財務経理担当者に相談に行ったら「為替は誰にもわからない。手数料を払って為替予約してまで変動リスクを抑えることに苦労している。まだ投資成約してない段階では投機だ」と却下されたことがあります。株主への説明責任があるので正論なんですけど、AUD50円台は歴史的に安かったんだよねぇ・・・

リーマンショック時から約10年間の円と外貨の相対比較

円と外貨の相対的な動き: 過去3年間

 下のグラフは、過去3年間の円と外貨の相対的な動きです。一進一退で拮抗しつつ、なんとなく下がってきたが、ここへきて円安傾向かも。ということで、過去20年をみても割と底かなと思う某通貨を200万円ほど買いました。すでに数%ほど上がってますけど、往復の手数料もかかるので円転するかどうも含め、しばし様子見です。

過去3年間の円と外貨の相対比較

人的資本価値の変遷

 最後に賃金についても触れておきます。日本で暮らしているとなかなか気づきませんが、海外旅行にいくと現地の物価に驚きます。500ccのペットボトルが200~400円ぐらいする国もあるなど、ガラパゴス現象は携帯に限ったことではありません。日本人が東南アジア諸国に行って「安い!」と思う現象は、先進諸国から日本に来ても「安い!」と思われているはず。上海のスタバは東京より高いとか爆買いなど、たった10年ほどの間に日中の物価は大きく変わりました。東南アジアは成長著しいため、タイやインドネシアからの旅行者が「日本は安いから来ました!」という日がくるのかもしれません。

実質賃金の国際比較 
2016年 全労連作成より引用
1997年=100とした場合
スウェーデン 138.4
オーストラリア 131.8
フランス 126.4
イギリス(製造業) 125.3
デンマーク 123.4
ドイツ 116.3
アメリカ 115.3
日本 89.7

※上記内容は私個人の見解と思惑に過ぎません。  [Finchley 0011]

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