海外に銀行口座を開設できると、為替有利な支払いも可能

この記事は約5分で読めます。

海外に銀行口座を開設するのは難しいが、見返りメリットはある

 昨年末の欧州旅行のための外貨両替について、昨日は投稿しました。短期~中期の査証不要の旅行であれば、現物の紙幣がいるので、昨日のような換金方法が候補でしょう。

 リタイア後の移住やロングステイとなると、地元銀行でのアカウント開設が必要となります。私と家内も、過去に米国の銀行口座を持っていました(すでに閉鎖済み)。現在もまだ英国の銀行口座(LloydsTSB)は所有し、口座維持管理料を取られないだけの残高はいれてます。あと、今後1年以内にマレーシアの銀行口座も開設予定です。

現地の銀行口座をもつ利点

 過去、資産構築における外貨の意味(為替ニュートラル)について投稿しました。 ただ、私の外貨預金銀行の場合、 数字上は外貨ですが海外旅行に行って、そのまま現地通貨として引き出せるわけではありません。

為替ニュートラルを考える
当家では外貨資産の比率が高い。超高齢化に突入し借金莫大な日本国や邦貨を信認しきれないため、為替変動や国力衰退時でも総資産としての弾力性・平衡性を確保したいためである。外貨リザーブは非常用食料と捉えており円換算して一喜一憂はしない。

 外貨メリットを享受するには、直接、現地口座を持つ方法もあります。例えば、米国で銀行口座を持っておくと、米国旅行時に、預入時よりも円安のときはその口座の金を使い、円高のときは日本円を両替して使うなど、有利な方を採択できます。また、そもそも、いちいち現金を引き出さなくても、デビットカードも使えます。

 さらに、現地口座に紐付いた米ドル決済のクレジットカードを発行してもらうと、米国以外への旅行時でも、このクレカ(米ドル換算で引き落とし)を使うか、日本でのクレカ(円換算での引き落とし)を使うか、有利なほうを選択可能です。

現地銀行口座の開設は易しくない

 ただ、海外での銀行口座開設ついては簡単ではありません。世界中でテロ資金やマネーロンダリングへの監視が厳しくなり、日本での口座開設のようにお気軽とはいきません。私の場合も必要書類があったにもかかわらず、英国での銀行口座開設には多大な時間を要しました(地元2行には却下された)。とはいえ、今ではネットに多くの開設ノウハウが出ていますので参照してください。例:海外銀行口座開設ガイド

米国

 通常、米国に住む場合、そもそもSSN(ソーシャルセキュリティーナンバー)がないと何もできません。口座開設にはさらに公共料金の支払い証明書など「居住していることを示すもの」が必要ですが、実際には、銀行口座が先にないと必要資料がそろわないこともあり矛盾を感じます。

 例外として有名なところとしては、米国のハワイ州が可能だそうです。口座開設の制限が比較的ゆるく、ハワイ在住ではない日本人でも口座開設ができる模様。また日本語のホームページや日本人スタッフがいるなど、ハードルも低そうです。ハワイで使わなくとも本土でもいいし、ドルが強くなれば、他国で使ったクレカ支払いをドル決済しても有利です。ハワイ州が銀行口座開設を容認しているのは、旅行者用ではなく、不動産を買う、賃貸収入を受ける、必要経費の引き落とし口座にする、など海外からの投資促進でしょうかね。

  • Central Pacific Bank
  • Bank of Hawaii
  • First Hawaiian Bank

 ただ、私の場合、リタイア後の生活において、米ドルを多額に必要とする予定がありません。ハワイに行くのはもっと高齢になってからでよく、基本的には、東南アジアを基点に欧州が当座のターゲットです。もし、米国のDV-2021に当選すれば別ですが…。

マレーシア

 現在、MM2H査証の許可待ちですので、下り次第、口座開設と定期預金が必要となります。注意としては、1年間、口座を利用しないと凍結され、7年間放置すると事実上の没収となるそうです。しかし当面は生活する予定なので問題はないでしょう。あと、家内との共有名義の口座にしますが弁護士による遺言書作成がいるなど、海外特有の面倒はありそうです。

 東京では毎週のようにMM2H代行セミナーが開催されています。これまで何度か参加してますが、定期金利が3%以上あることやマレーシア通貨リンギットの為替が安価ゾーンにあるので、居住せずに預貯金だけしている方もかなり多いそうです。

  • HSBC Bank Malaysia Berhad
  • May Bank
  • Public Bank Bhd ( ジャパンデスクあり)
  • CIMB BANK BERHAD

その他の候補国

  長期査証も取りやすい人気のロングステイ先としては、タイ国、フィリピンがあります。政情も安定しまだまだ成長も期待できるので、口座開設すれば為替差益や金利もありえるかも、と思います。実際、私の参加しているロングステイ系倶楽部の方々は、KL志向ではなく、タイ派が多数です。少数派として、豪州派、南欧派、ミャンマー派がおられます。

国際送金方法はTransferWise一択か

 最近の人気は、TransferWiseですね。日本法人もあり円が扱えるので有り難いです。このビジネススキームは、日本国内でも同一企業グループ内で行われているネッティングの国際送金版ですね。実際の国際送金を発生させずに、双方の国での海外送金需要者をマッチングさせる仕組みで、いかにもネット時代のアイデアです。

【ご参考】知人Iさん(豪州に銀行口座)

 羨ましい例として、会社の先達にIさんがいます。Iさんは豪州に銀行口座を持っているのですが、豪ドルが安価だったときに、退職金の多くを現地口座に移しています。現地でのクレジットカードを持っているので、日本帰国時に、そのクレカで買い物をすると「実質、数割引なんだよ!」とよくおっしゃってました。

 私と家内は、英国のLloydsTSBに口座をもっており、ポンドを寝かしています。MASTER、AMEX、デビッドも持っていますが、今のポンド為替ではちょっと使えません。先月のロンドン旅行でも少額を出し入れしただけです。この先、Brexitはどうなるんでしょう?

※上記内容は私個人の見解であり思索にすぎません  [Finchley 0021]

タイトルとURLをコピーしました