個人持ちデータの保全を考える

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PC内にある大量の個人ファイルをどう護るか

昨日の続きです。

家庭におけるサイバー系の脅威は大別して2つだと思います。

  1. IDやパスワードなどの漏洩、ネットバンクの不正送金
  2. PC内にある大量の個人情報の保全措置

 今日は(2)について投稿します。昨今、個人の所有するデータは莫大になってきていると思います。私のような年齢でも、写真と動画ファイルだけで1.2TB、26万ファイルありました。私自身は、データ管理のライフサイクルとして以下の4つを行っています。

  • 状態把握:        HDDの健康状態の確認
  • 保全:          バックアップ(通常、世代、オフサイト、クラウド)
  • ウイルス対策:      HDDのアンマウント
  • 情報漏洩対策、廃棄対策: 暗号化

HDDの健康状態の確認

 HDDは精密部品であり機械です。しかも数千時間は使いますので、故障する可能性があります。しかし、HDDやSSDには、元々、S.M.A.R.T.という機能が搭載されており、経年での稼働データを内部に保持しています。これを観るソフトがいくつかありますが、私は、CrystalDiskInfoを愛用しています。HDDの累積使用時間や電源投入回数、不良ブロック数などがわかり、正常・ 注意 ・異常・不明状態を教えてくれます。四半期に1度程度は、確認されることをお勧めします。

CrystalDiskInfoというハードディスクの健康状態を確認するソフト

オンプレでのバックアップ

 私自身は、会社の真似ごとでバックアップを行っています。冗長構成専用のRAID構成をとればよいのでしょうがかなり高価なので、できるだけ安価な単品HDDで代用しています。

単純バックアップ(完コピ) 

 内蔵の別HDDに毎回、バックアップをとっています。差分バックアップですので時間はそうかかりません。誰でもやってますよね。

世代バックアップ

 希にファイルを開こうとすると壊れていることがありますよね。日次でバックアップしたコピーファイルも壊れているので困ります。

 バックアップソフトによっては世代バックアップできるものもありますし、Macでは、Time Machineという世代バックアップ機能が標準で搭載されています。しかしオリジナルデータ容量が数TBもあると、数世代を収容しようとすると1本のHDD単価がかなり高くなってしまいます。

 私の場合は、安価な2~3TBのHDDを使いたいので、ベタな方法をとっています。特売の外付けHDDを3台用意し、隔月でバックアップしています。3台をローテーションし、毎回1台にバックアップしますので、万が一の場合は、半年前の状態まで遡ることが可能です。世代バックアップとしては頻度が粗いのですが、それでも安心材料となります。

オフサイトバックアップ

 上記3台のうち、最新状態の1台は会社に持って行き引き出しに保管しています。これを順繰りに繰り返しています。 最近の日本は災害大国ですから 、万が一、自宅に何かあたっときのためです。

※ 4年前、会社の同期O君の自宅が火事になりました。卒業アルバム、幼少期からの写真、PCデータなどすべてが灰と化したそうです。幸い御家族は無事でしたが、人生のこれまでを振り返るすべてのものが消失したのが一番キツいと語ってくれました。

クラウドでのバックアップ(Office365 HOMEが素晴らしすぎる)

 私自身は、まだクラウドを100%は信用していませんので、重要ファイル以外をクラウドにバックアップしています。

 これまでは、無償だったりPRIME特典ということで、Google DriveやAmazon Driveを使っていたのですが、UPLOAD/DOWNLOAD速度が遅いことや、JPEGファイルが圧縮されたり、一般ファイルは容量制限あったりで、ちょっと中途半端で不便でした。

 6年ほど前からマイクロソフトのOffice365 HOMEをSubscribe継続しているのですが、付録のOne Driveが速度も容量もとても快適になったので、1年前ほどからOne Driveだけをクラウドバックアップに使っています。ネット記事によるとHOMEは日本でもネットで購入できるそうです。MS-Officeライセンスがメインなのですが、 招待すると家族もライセンス数内で使えるので、 これも素晴らしい。さらにクラウドストレージとしてなんとファミリー合計で6TBが利用可能と驚異的です。もちろん、Windows、Mac、モバイル、どのデバイスからでも利用可能です。

Office365 HOMEではユーザーごとに1TB、6人で6TBまでストレージを使える

 さらにランサムアタックなどを検知してくれたり、ウイルス被害、間違っての削除、誤編集しても、30日前のデータまで遡れるとあります。さすがAWSと競うAZUREだけのことはあります。早晩、外付けHDDでの保全は絞り、クラウドストレージのOne Driveをバックアップの主にしていこうと思っています。

Office365 HOMEでは、30日前までの世代バックアップも提供される

明日は、HDDのマウント・アンマウント、データの暗号化について投稿します。

※上記内容は私個人の見解と思索にすぎません。  [Finchley 0014]

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