WordPressのトラブルには事後対応ではなく予防策で

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最楽なシステム保守運用の基本のキとは?

明けましておめでとうございます。

 定年リタイアがまた一日と近づいてきました。今後1~2年の間に、いろいろな仕込みや仕掛かりがゴールを迎えます。会社で貰えるものを貰いきるまであと少し。痛勤電車に早朝揺られるのもあと少し。次男が卒業するのもあと少し。長男が2年間のトレーニーを終えるのもあと少し。申請している長期ビザが下りるのもあと少し。期待していないけど米国DV-2021の抽選結果も5月に発表されます。

 今日は元旦なので、お金の話はやめておきます。一年の計は元旦にあり、備えあれば憂いなし。昨日、DNSエラーを引き起こしたので、自戒の念をこめて、BLOGシステムの安全な保守運用策について記しておきます。

WordPressにおける「トラブル」とは

 Wordpressでの「真っ白画面トラブル」については、多くのネット情報がありますが、起こってしまった後の対処方法が多いですね。「逆算の人生設計」を標榜する私としては、事前の予防策がより重要です、ホントは。(-_-;)

個人でブログをされている方は、おそらく

  1. IT企業の汎用ブログサービス(はてなブログ、Amebaブログ等)
  2. 自前でドメインを取り、共用レンタルサーバー(KAGOYA、カラフルボックス等)
  3. 自前でドメインを取り、家か事務所でPCサーバーをたて、Global-IPを振っている

のどれかだと思います。前者はすべての環境が用意されますが、後者2つは、自由度があり殺生与奪の権限を自己所有しますが、自力で対応する必要があります。

 私は(2)です。ドメインをとり、レンタルサーバーを契約し、初めてWordpressを導入したのが1ヶ月前、記事らしきものを書き始めたのが半月前です。Wordpressのウィジェットで初心者トラブルがありましたが、昨日のようにアクセスできなくなるトラブルは初めてでした。原因はGoogle Search Console からドメイン認証してもらうためDNSレコードを変更したためです。開発機(ステージングサーバー)を持っていたにも関わらず、面倒なので、いきなり本番機のDNS設定を変更したことが原因でした。DNS変更反映は世界中へバケツリレー方式ですので、伝播に時間がかかり、エラーに気づくのが遅れました。大いに反省です。

WordPress 利用者にとって、システム面の課題としては、2つに大別できるでしょう

  • インフラ面:   セキュリティ対策や日次週次のバックアップ
  • ミドルウェア面: テンプレート、プラグイン、ウィジットの更新や新規追加

 インフラ対応策については、ネットに多くの示唆が出ています。ミドルウェアのトラブルとは、Wordpressに新しくプラグインを入れたら、真っ白になったとか、ログインできなくなったとか、そういう事例です。復旧策として、FTPを使えとか、PHPファイルを確認しろとか、サーバー運営会社にHELPしてもらえ・・・とか多く出ています。しかし、どれも障害発生後なので、気持ちは焦るし大変でしょう。

開発機(Staging Server)の有用性は絶大

 トラブルを未然に防ぐには、開発機を使うことが、最善&唯一解だと思います。システム関係のお仕事をされている方には当たり前すぎる話ですね。企業が利用しているCMSには、公開の是非を諮るワークフローの決裁機能なども付随しています。個人では以下の簡便な方法で開発機を用意できます。

 たとえば、KAGOYAサーバーやエックスサーバーを借りると、最低のプランでも100GB~200GBのストレージ容量があります。通常の静的なBLOGであれば、とても使い切れない容量です。またマルチドメイン(いくつものURL)が無制限に使えますので、1つのレンタル契約の中で、例えば、

  •  my-retire.com(本番サイト)
  •  my-retire-staging.com
  •  your-retire.net
  •  his-retire.xyz
  •  our-retirement.work

など複数サイト領域を追加費用なしで作成できます。(実際には、DBMSに制限がありますが、それでも10~20URLは可能でしょう)

 開発機を使えば、本番機を壊す心配がありません。テンプレート、プラグイン、ウィジットの更新作業はすべて事前検証し、問題がなければ本番機へ適用(デプロイ:deploy)すれば、非常に安全です。

 テンプレート、プラグイン、ウィジットの更新や追加に限らず、数多くある設定項目の変更もやはり不安がありますので、事前に動作検証が可能です。

 もし、テンプレートそのものを丸ごと変えたければ、同じく開発機2を用意すれば楽勝です。Wordpressは、CMS構造をとっていますので、スキンやテンプレートを変えてもデータベースに格納されたコンテンツデータは再利用可能です。

  WordPress の場合、投稿記事そのものも丸ごとコピーして、H2や段落などの属性もそのまま本番機にペースト可能です。下書き~プレビューまでを開発機で確認してから、本番機にペーストすれば即リリースできます。

本番機と開発機の同期(クローン化)も超簡単

 精度良い動作検証を行うためには、ミドルウェアのバージョンや設定を一致させておくことが必須条件となります。方法は簡単で、本番機のバックアップをとり、開発機にリストアすることでクローンが可能です。例えば、All-in-One WP Migrationを使えば、簡単に同期をとることができます。本番機のデータのバックアップ(エクスポート)→ローカルPCにバックアップ→開発機にインポートの手順となり、手元PCにバックアップファイルも残せるので一石二鳥です。

 最後に設定>表示設定>検索エンジンでの表示 設定チェックボックスにチェックを入れて、検索エンジンが開発サイトをインデックスしないように設定します。

ものぐさSEのLifeHackするブログ によい説明がありましたので参照ください。本番機のサブドメインを使う方法(例:staging.my-retire.com )もありますが、ドメイン名は、お名前.com等で格安(たまに1年間無料)で取得できるので、「完全に別サイトだが内部構造はまったく同じ」として新規作成するほうが、後々、楽だと思います。

本番機は生放送と同じ、止めてはいけない

 本番機は、24時間365日、生放送しているようなものですし、ページビューを稼いでいる最中ですから、放送事故は避けなければなりません。トライアンドエラーを本番機で試す愚は避け、無料で作成できる開発サイト(Staging Server)を活用するべきでしょう。本番機での障害対応は、焦りもあって悲惨です(今回体験!)。事前検証こそが正しいシステム運用となります。

※上記内容は私個人の見解と思惑にすぎません。  [Finchley 0012]

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