ジャネー年数では40歳から定年までの前半20年間の感覚価値は余命価値の8割を占める

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早期リタイアの価値を感覚価値で計ると・・・

大橋巨泉さんの言葉「第二の人生」

 巨泉さんをご存じでしょうか? 私はこれまで大橋巨泉さんのリタイア関係本は、ほとんど読んでいます。元々俳人ですが、タレント・ビジネスマンとしても大成功し、「太陽を追いかけ、1年中、日本~豪州~カナダを移動するひまわり生活」は有名でした。その巨泉さんの言葉として

  • 人生の目的は何か?
  • それは、後半生に豊かな暮らしをしよう、ということ
  • 人生で一番、自由で楽しいのが「第二の人生」
  • 日本人の前半生は仕事漬け。時間は自由に使えない
  • 課長、部長、社長とひたすら上を目指す。自営業でも同じで、なかなか禅譲しない。
  • 欧米人には“リタイアメント”という考え方がある
  • できるだけ早くリタイアできた人間が尊敬される
  • 若いころにそのフィロソフィーを知って、いろいろと準備してきた。

と書いておられます。この言葉通り、巨泉さんは、絶好調だった56歳でセミリタイア宣言され世間を驚かせました。その後、ご本人は「もう少し早くリタイアしたほうがよかった」とおっしゃっていますが、実際、後年、71歳で胃癌摘出手術をうけ、その後も肺がん摘出など闘病生活が続き、82歳で亡くなられています。あれほど才覚豊かで財を成し、リタイア生活を謳歌する達人であっても、人生とはわからないものです。

ジャネー年数からみる40歳

さて前回につづき、同じモデルを40歳でも適用してみます。 40歳での余命は下記参照ください。

 物理的な時間だけを考えると、上図にあるように、40歳とは、人生の折り返し地点です。ジャネー年数による感覚価値をグラフ化すると、男性でも女性でも、40歳からの20年間の感覚価値は、余命期間価値の8割を占めます。まだ40年残っているとは考えず前半の20年を有意義に使うべきですから、会社で疲弊するのはもったいないですね。

 振り返ってみると、40歳代は脂の乗ったもっとも勢いのある年代ですから、この年代、FIREと言われる若年層でのリタイア成功者であれば、24時間をフルに楽しめるでしょう。あくせく40~60歳の20年間を働く同世代を尻目に、たった1度きりの人生を、本当に2倍、楽しめる存在といえるのかもしれません。

ジャネー年数からみる50歳

 最後に50歳~もみてみます。男性でも女性でも、50歳からの余命期間を考えると、50歳からの10年間の感覚価値は、余命期間価値の7割になります。年数的には残り32~38年間のうちの前半10年なので、約1/3~1/4ですが、感覚価値は7割にもなります。50歳から健康寿命までを考えると9割となり、「日常生活に制限のない期間」の重要性はここでも数字で明かです。

 私は60歳での定年リタイアでも十分、とは強がったものの、本当はできるだけ早期リタイアが大事なのは明かですね(泣)。ビルゲイツ夫妻はPhilanthropist (フィランソロピスト) と呼ばれますが、同氏が一線を退くと発表したのは51歳、実際に引いたのは53歳、大金を寄付するだけではなく、能力も体力も気力もある年代に能動的に社会に尽くす人生は二毛作ですね。次回は、ジャネー年数ではないモデルでも考察してみます。

※上記内容は私個人の見解・思索にすぎません。  [Finchley 0006]

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